2017.3.16
いざ、転職サイトから応募をしようと探したら
結局、応募がなかなか出来ない、というあなたへ
30代以降の方の転職サポートをしていると、転職活動の最初の
悩みが実はこれなんです。
転職サイトを眺めて1時間経っても、結局、どこも
応募が出来ずに疲れただけ・・・
私の年齢で応募しても大丈夫か?
書かれている仕事がすべて経験有でないといけないのか?
口コミを読んだら、なんだか不安。
などが悩みどころなんですね。
この最初のハードルは実は下記の2つの軸を決めると
解決します。
1.求人内容のどこを見て切り分けるか
2.自分との合致度と条件の優先順位
このどちらもあいまいだと、毎日、転職サイトのサーフィン
になってしまうか、効率の悪い活動になるだけではなく
内定が出ても、ちっともうれしくなかったり、
焦って入社して失敗だった・・という事になりがちです。
では、1つ目の求人内容のどこを見るか、のポイントです。
ポイントは3つあります。
1.担当する仕事内容の70%は出来そうか?
*90でも100でも無いですよ。7割程度でトライしましょう。
未経験の業務が入社してから学べる事なら、躊躇せずに。
2.給与例に幅があるか?
20代~30代~ など幅広く年齢よりも人物重視で採用を考えている
場合は給与例の書き方が違います。
例 ・月給19万~30万
・28歳 年収例 300万 / 35歳 年収例 450万
3.使われている写真が見るからに20代前半ばかりではないか?
今の求人広告は原則は年齢や男女の制限をしてはいけない
ため、(実際はあるのに)、求人広告でそれを読み手に判らせ
ようとします。
20代が欲しい、と思っていたら、同年代の若い人の集合写真
が中心になります。
4.第二新卒/未経験歓迎を全部避けていないか?
今は多くの求人にこの言葉がセットで書かれていますね。
でも、これは人事の保険の時もあります。
欲しいのは即戦力になる人だけれども、そういう人はなかなか
応募してくれないかもしれない、、と思えば、誰も採用出来ない
という結果にならないよう、応募のハードルを低くしようとする
わけです。
求人内容をちゃんと読むと、本当に第二新卒が一番欲しい
人材なのかは、判ると思いますよ。
もうひとつとても大切な事があります。皆さん、案外と知りません。
5.新着の求人を狙う
転職サイトの掲載期間は2週間から1か月。
でも、その期間の応募をすべて待ってから面接をするわけではなく
極端に言うと初日の応募者から、会いたいと思ったらすぐに面接に
呼びます。
10日以上も前の求人は、応募した段階ですでに最終選考にまで
進んでいたり、内定が出て、サイトには載っているけれど実際は
採用が終わっている場合もあるのです。
また、最初はどんな方々が応募をしてくれるか判らないので
書類選考は緩めです。
でも選考が進んだ状態だと、すでに書類選考で通過したレベル
より下の方を通過させることはなく、逆に見る目が厳しくなるわけ
です。
転職活動は仕事と同じです。応募の量と質、そしてスピードが大切
なんですね。
では、明日は、2つ目の「自分軸」についてお伝えしますね。
2017.3.13
「みなし残業」が入っている給与の会社はブラックですか?